本研究所について
副所長挨拶
文献学的研究と仏教主義教育の
実践を両輪に、
若者を育成する場として
実践を両輪に、
若者を育成する場として
鶴見大学仏教文化研究所
副所長 橋本弘道
副所長 橋本弘道
世界的な禅の根本道場である大本山總持寺の緑豊かな境内にあり、その教えを建学の精神として設立された本学は、仏教文化を幅広く研究する「仏教文化研究所」を1995年に設立し、積極的に活動を続けてきました。
設立から25年を経た現在、本研究所は学園創立100周年に向け、文献学的研究を中心とした従来の枠組みに加え、本学ならではの仏教主義教育の実践に関する研究などにも着手すべく、機能強化に取り組んでいます。
変化の激しい時代だからこそ、どのような社会変容にも適応し自らの志を成就させ、社会に貢献し得る精神的柔軟性を持った若者を育てたい。グローバル化が進む世界だからこそ、私たちの価値観の根底に息づく仏教、禅の精神を自覚し実践的に活用できる若者を育てたい。そのために、本研究所では、学園の教育活動にも積極的に関わり、若者に禅の精神とその文化を如何に引き継いでいくべきかという課題についても研究を深めていきたいと考えています。
全学必修科目である宗教学の教授方法や宗教行事の教育的意義付け、さらには禅の実践的提案に至るまで、本学だからこそできる宗教的情操教育に関する研究に領域を拡大し推進していきます。